第9章 真夏の個人授業〜教え子の甘い誘惑〜/R18
「っ、ごめん、すぐに退くから」
今 自分たちは、俗に言う『正常位』を彷彿とさせるような体勢でいる。
それに気づいた瞬間、身体の中心部にさらなる血液が集まって来た。
このまま覆い被さっていたら、本当の本当にまずい。
一刻も早く離れないと……
なけなしの理性を働かせて莉菜さんから離れようと 身をよじると…ーーー
「あぁぁっ!!」
「!?」
突然、莉菜さんが、艶めかしい声をあげた。
「佐助くんっ!動いちゃだめ!」
「え…!」
莉菜さん、一体何が?
俺は(まだ)何もしていない!
「あっ だめ、ヤバイ…ッ」
「!?」
ヤバイ?
俺も結構ヤバイ。
「もう無理…!」
「………っ」
俺も無理だ…………
拷問に近いな、これ。
………
………
………