第9章 真夏の個人授業〜教え子の甘い誘惑〜/R18
とりあえずこの雨が止まない以上、外出するのは困難だ。
今日のデートは急遽ここ安土城の莉菜さんの部屋ですることになった。
誰かが用事で入って来る危険性もあるにはある… が、人の気配にさえ気をつけていれば二人で過ごすことは可能だ。
俺的には雨だからってデートがキャンセルになる方が辛い。
莉菜さんもきっと、そう思ってくれてる筈…
でも困ったな。
部屋から出ないとなると何をして過ごそう。
この時代にはテレビも無ければゲームも無い。
莉菜さんを退屈させないような、何か……
あ、そうだ。
「莉菜さん、ちょっと見てて」
「え?」
「行くよ、せーの。ほっ、ハッ」