第15章 王道!
終わらせたいんだよ。俺は。この茶番を。
だって結構…相当長引いてるからね?どんだけ経ったんだってくらい、長くないっ?
いや、わかってはいたけど。相手が彼だから覚悟はしてたけど…
だけどあまりに長い!ガチすぎるでしょこれは!!だからお願い、早く攻撃してっ?次そっちの番だからっ。
松「…ホントに、いいんだな」
二「いいよ。もう。ここまできて何も言わないよ」
松「ホントのホントだな?」
二「ホントにホントです」
松「…じゃあ、今夜は一睡もさせねぇ」
二「…!?」
それはつまり…一晩中っ?夜通し!?やっぱりあなたそういうカンジなんですか―――っ!?
二「い、や…そんな、いきなり、頑張らなくても、いんじゃないかなぁ?」
松「全然。俺がどんだけ我慢してたと思ってんだよ?それでも全然足りないし」
ヒーッ!
なんか、目が…マジすぎて怖いぃっ!!