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【ALL】PENTAGRAM(気象系)

第15章 王道!



放心状態の潤。

俺は照れもせず、まっすぐ彼を見上げた。


松「―――…」
二「…」
松「…カズ…」
二「悪くない、って言ってんじゃん」
松「…」
二「俺の気持ち、聞いてくれないの?」
松「え…」
二「いっつもそうだよね。勝手に思い込んで、勝手に…先走って」
松「…」
二「でも。勝手に終わりにすんなよ。あまりにも一方的すぎるだろ」
松「でも、俺は…」
二「聞けよ。ちゃんと俺の気持ちも聞いて。…逃げるなよ」
松「!」

その服の裾を、ぎゅっと掴む。もう逃がさないと言わんばかりに。

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