第14章 黄×紫
松「~~~俺は!おまえを、おまえのことを!」
ん、そっち路線。純愛ものかな?
松「~~~愛してるぞ、和子!」
二「…」
いやいやいや。さすがに待って?
二「それ母ちゃんだわ!」
さすがにその名前では入れない。わざとじゃねえんだろうけど。『そうだった!』って照れ笑いしてるし。早くも天然発動しちゃった。先に攻めるつもりみたいだけど…大丈夫か?
松「じゃあ…ニノ子!」
二「…」
大「…。ツチノコみたい」
櫻「フッ(笑いをこらえているの図)」
相「ちょっと~。真面目にやってよ。なに、コメディなの?」
うるせぇな、外野。笑い過ぎだし、なで肩の人。いかり肩になっちゃってるし。
でもさすがに『ニノ子』はないでしょ。迷走してんのかしら、潤くん。それとも元々コメディ路線の予定なの?
松「…」
二「…」
…あ。ダメそう。これダメだな。やっちゃったヤツだ。目がヘルプを出してんだもん。
『何とかしてー!!』
って。口ほどにものを言っている、揺れる目力…(笑)。