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【ALL】PENTAGRAM(気象系)

第4章 カミ頼み



二「で~…。誰から行く?」
松「じゃんけん?」
大「ぐっぱ?」
櫻「これさ、最初の組み合わせでテストするんだよね?うわ、ゼッテェ当たりたくね~」
相「もうさ、全部順番決めとかない?いっそのこと」
松「十通りの?」
相「そうそう。その方がまだ。覚悟決まるでしょ」
大「覚悟(笑)」
二「そんな覚悟持ち合わせてないよ…」

覚悟っていうよりむしろ…諦め?


櫻「じゃ~…くじ引きにしよっか!」
大「それがいいね」
松「んじゃ、紙に全組み合わせ書きだすね」
二「…誰が引くの?」
相「あ、じゃあさ。ペットボトルに入れて…よく振ってさ。こう…」
二「ああ、おみくじみたいな?」
相「そうそうそう。おみくじ戦法!」
櫻「戦法?(笑)」
相「よし、順番にじゃあ。振っていこ!」
松「ちょっと待って。これじゃ引っかかってうまく出なくない?」
相「そんなこと…。ていっ!あ。出ない。えっ?引っかかってる…」
二「もうちょい小さく折ればいいんじゃない?もしくは穴を大きくするか…」
相「それだとおみくじ感出ないじゃん!」
二「…どんだけこだわんだよっ」
大「こうやってから縦に折れば…」
櫻「あ、いんじゃない?」
松「いっそのこと鶴でも折る?(笑)」
櫻「ハードル高すぎだろ!」
二「引っかかるとこ多すぎていつまでも出ないわ、それ」
大「や、この口より小さな鶴を折れば…」
櫻「そんな技術ない!」
松「あ、そっか。最初から小さい紙で…なるほど」
相「うーわ!マジ?すげーなリーダー」

器用さ発揮してあり得ないサイズの紙を折っていく大野さん。…顔がすごいことになってるけど(笑)。これ横から『ふぅ~』とかやったら…さすがにキレるかな?(笑)

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