第29章 その瞳に映りたい
櫻「や、あり得ない!」
大「ン~…♪」
櫻「はぁ!?え、マジで??」
泣きそうな顔でこっちに助けを求めるも、そうきたら…ねえ?
松「いやいや。俺らにアンコールはお約束でしょ?」
相「そうだよね」
二「我々の使命だから、それは」
何じゃそら!ってブチギレたけど、観客の猛アンコールに押され、目の前の猛烈受けアピールに引き寄せられて?かな。一応、すげぇ渋々顔を寄せてって。リーダーに合わせるようにちょっと口も開けたけど――…
する寸前、我に返って辞めた。ああ、おかえり翔ちゃん(笑)。
櫻「や、やっぱおかしい!これ…いらないよね?そんな要求書いてない!」
二「アレが要求してるけど」
大「ちゅう…」←アレ
櫻「無視ッ」
松「なんだよ、つまんねぇ」
相「そうだよ。大トリなのにさぁ。もっとサービス精神発揮してよー」
櫻「黙れ外野っ」
二「じゃ、この勝負、翔さんの負けでいいのね?」
櫻「いいっ。全然いい。もう、完敗でいいですっ!」
二「フフフ」
松「敗北宣言だって、リーダー。勝ったよ!終わったよ!」
大「…ガッカリ…」
相「勝ったのにね(笑)」
大「うん…。ガッカリ…」
二「もー諦めて?」
とにもかくにも、最終ミッション終了!全試合終了!!
ぃやった―――ッ!!!