第26章 姫の思いつき
普通に、正面からキスかな~ってぼんやりイケメン姫を見てたら、迫ってくる途中で急カーブ。
で
櫻「パクッ」
二「!」
み
みみみ、耳…
耳食われたぁぁー!?
ビックリこいて固まっちゃった。たぶん、それで全然、ミッション的には十分だったと思うんだけど、観客も凍ってたんだな。その反応に『あ、やっぱこの程度じゃダメか~…』と思っちゃった翔ちゃんは…
ヌル…
二「!!!」
嘘だろ。
舌入ってきたんだけど―――…っ!?
櫻「ヌチャ…」
二「ッ」
いや、さすがにビクつくって、こんなのっ。え?いきなりだって、そんな…あんだけこーゆーの渋ってた人が、いきなりだいぶ高度なことを―――…