第25章 姫の弱点
大「あっ。なんてことを…ッ」
松「そっちいきましたか」
相「オッパイにキスって。エロくない?」
松「布越しだけどね。余計にね?」
相「そう!見た?あれ乳首でしょ?あいつイッパツで当てたよっ?」
大「フフッ」
相「何であんな正確なの、乳首」
松「それだけ触ってるってことじゃない?リーダーの(笑)」
大「あれね、ホント一発。服の上からでもバッチリだもん」
相「なんで?見えてる?」
大「見えてるね」
松「怖ぇ~よっ」
相「ん?じゃあ…翔ちゃんとリーダー、乳首ポジション同じってこと?近いのかな」
大「そうなのかな…。ね、ニノー。ちょっと服めくってみて」
…あ?
見たら、外野、服をまくり上げろジェスチャーしまくり。乳首指しまくりなんだけど。なに、どゆこと?翔ちゃんの服脱がせってこと?俺に脱げ??
大「俺と、同じ場所?」
二「…」
何がよ?って聞く前に、見てわかった。ヤツが必死に自分の乳首位置アピールして、翔ちゃんと交互に指してるから。
そらま、同じ場所ではあるよ、範囲として。大体…そんな違わないでしょ、乳首の位置なんて。胸の場所だって基本同じなんだし。
ていうかさ。言っていい?服めくれ、乳首出せ出せ騒いでるけど
今、翔ちゃん姫コスだからね?一応。ドレスだよ?それでそういうことしたら…本格的にアウトじゃない、何か。それはやっちゃだめなんじゃないの?この流れでは。服の上ならまだ、ギャグでもいけるかなって、俺は…
いや、逆か?さすがに胸パッド的なものは入れなかったみたいで真っ平だけど、姫コスのドレスの胸にキスは…マズかった?
うわ
やっちゃったかも。結構ヤバイ画になってるかもしれない。
…ま、いっか。もう手遅れだし。諸々。所詮は男同士だし。どーでもいいよもう。