第9章 牙を抜かれた四皇
キッチンにやってきたアヤ達は、朝食をとりながらシャボンディ諸島の事について話をした。
「あんま詳しくは言えねェが、ここは30番GR~39番GR内のとある場所にある隠れ家なんだ。
アヤはシャンクスさんとどこで待ち合わせしてんだ?」
「ぐ、ぐろーぶ・・・?よくわからないけど、着いたら電々虫で連絡しろって言われて・・・あ″っ!!」
フーシャ村から出た事が無いアヤは、隠れ家の外の光景など全く見当もついていないのだろう。
後で外に散策にでも連れてってやるか・・・。
くすりと笑いながらそんな事を考えているサボにアヤは慌てて詰め寄った。
「大変!わたし数日寝てたんだよね?!シャンクスに連絡しなきゃ!!サボ、電々虫かしてもらっていい?!」
「わ・・・わかったって!!」