第8章 革命軍
「ハハハ!!さすが幼馴染なだけあって、ルフィと同じくらいに目が離せないようだな!」
「普通ですよ・・・。別に過保護にしてるつもりもねェし・・・。」
口を尖らせて照れくさそうにそっぽを向くサボをよそに、
アヤは首を傾げた。
「ドラゴンさんは、ルフィと会ったことが?」
「あ、あァ~~・・・まぁな。ルフィは俺の息子なんでな・・・。」
ばつが悪そうに頭を掻くドラゴンさん。
アヤはあんぐりと口を開けた。
「えぇ~~~~~~?!!」
驚きの隠せないアヤだったが、何だか頷けるような気もした。
船出の日以来恐ろしい早さで懸賞金を上げているルフィの父親が、只者であるわけがない。
「じゃあ、ドラゴンさん。すいませんけど俺、ちょっと別行動させてもらいます。」
「ああ・・・。しっかり弔って来い。」
エースの墓参りの事を既に話していたのか、ドラゴンとサボは頷き合った。