第2章 【つ】続きはベッドの上で★
みょうじの作った手料理を甘いと文句を言いながらも爆豪は完食した。
「何ニヤニヤしてんだよ!」
「だって嬉しくって。てっきり爆豪くんにセフレは終わりって言われると思ってたから。」
「はあ!?誰がテメェのセフレだ!気持ち悪い事ぬかしてんじゃねえぞ!」
「え?だって…そうでしょ?」
一年前のあの日、普段より酒に酔っていたみょうじは爆豪から受けた告白の言葉を一切覚えていなかった。セフレだと思っていたのはみょうじだけで、爆豪はみょうじをこの一年間、恋人として見ていたのだとみょうじは気付きもしなかった。
「テメェ、マジ、クソふざけんなよ!」
みょうじの誤解は解けたものの、当然のように怒り出す爆豪はそのままソファへとみょうじを押し倒した。
「待って、爆豪くん…!ここじゃなくて、ベッドに…。」
短く舌打ちをすると爆豪はみょうじの体を抱き抱え、寝室へと向かった。そしてベッドにみょうじを放り投げると爆豪はみょうじに跨った。
「望み通りベッドでヤんだからくたばんじゃねーぞ。」