第4章 ♡夢心地に恋ゴコロ
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「ただいま」
『おかえりなさい!』
いつものように仕事から帰り
家の扉を開けると、
朝日が満面の笑みで出迎えてくれる。
『お風呂もご飯もできてるよ!
どっちから先にする?』
「んー...じゃあ、先にお風呂頂いちゃってもいいかな?
ちょっと疲れてるから、
お風呂のあとにゆっくりご飯が食べたいな。」
『りょーかい!!』
にっこりと笑うとテキパキと用意をしてくれ
すぐに準備が整う。
「なんだか...ほんと、いつもごめんね...。
いろいろしてもらっちゃって...疲れてない?」
『え?ぜんっぜんだよ!
僕なんかより仕事してる陽葵さんの方がずっとずっと疲れてるでしょ。
それに、大好きな陽葵さんと一緒にいられてるんだから
僕は今、人生で1番幸せだよ!』
「そ、そう......?」
『そうだよ!
ほら、お風呂入って入って!』
「じゃ、じゃあ...。
ありがとうございます。」
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朝日が用意しておいてくれた、
ちょうど良い湯加減のお風呂に浸かると
陽葵はぐーっと体を伸ばす。
(......なんだか...
私も、こんなに幸せなのは初めてかも......)
そんなことを考え、
ゆっくりとお風呂で身体を癒し終えると、
陽葵はリビングに向かった。
ーーー
『あ!陽葵さん!
そろそろ出るかなーっと思って準備してたらばっちりビンゴ!
ほら、今日は陽葵さんの好きなハンバーグ作ったんだよ!』
「ほんと?朝日くんの作る料理美味しいから、すごく嬉しいな。
いつもありがとうございます。」
『こんなのでよかったらいくらでも作るよ!
ほらほら!早く食べよー!』
朝日に引っ張られテーブルに座ると
これまた美味しそうな料理が広がっていた。
「うわぁ...今日もすごく美味しそう...!」
『えへへ!味もきっと美味しいよ!』
「うん、楽しみ...!いただきます。」
料理を口に含むと、
ふわっと優しい味がいっぱいに広がり
陽葵は思わず顔をほころばせる。
「美味しい...!」
『へへ、良かった!』