第34章 主よ甘き日々を終わりまで5(烏養繋心)
下着の上から真ん中の割れ目を触れられ、私の一番弱い芽をそこから擦られる。
どんどんお腹が熱くなる。
「あ、あぁ……」
ほとんど意味のない下着に手を入れられ、直に触られると肌が泡立ちそうなほどぞくぞくした。
腰が勝手に揺れて自分のイイところになるようにしていく。
恥ずかしくて顔を伏せたいのにキスを止めてもらえない。
「はっ…あっ…んんっ……」
舌を絡めて吸われる音がずっと室内に響く。
ぐりぐりと敏感な部分を指の腹で押され、そのまま呆気なく果ててしまい、からっぽのナカが寂しそうにきゅっと締まる。
「んんんっ…ふ…」
肩まで跳ねて指先が震える。
切なくて目の前のヒトに抱きつきたい。
そんなことも出来なくて、ぐっと自分の手を握る。
繋心さんは立ち上がると私の手を引いてもう部屋に敷かれているお布団の上へ連れていく。
いつもみたいに慣れた手で避妊具を付けると先に座って、
「乗ってみろ」
と指示してきた。
意味がよくわからず、緊張しながら近づくとあっという間に着ている物を全て剥ぎ取られて太腿あたりに座らせられる。
繋心さんを汚しちゃいそうで気を付けながらゆっくり跨り、ソレをゆっくり私の割れ目に這わせた。
「ぁ……っ」
重力に従って体重をかけていくとどんどんとナカのカタチが変わるように進まれてしまう。
壁が全部一つ一つ押されて今までとは違う快感に体温が一気に上がりそう。
「ひゃっ…!!!」
奥まで届くと少しの痛みと深いむず痒さが襲う。
「あ…な、に…これ…こわい…っ」
腰を押さえられ、少し律動してもらうと擦れて気持ちいい。
「や、ぁ…!」
「自分で動いてイイとこ当ててみろ」
「え…?」
今にも迎えそうなのに寸でのところで止められてそう言われた。
お布団に手をついて腰をゆっくり動かす。
「ああっ…ん、やぁぁ……」
好きなところを見つけると腰が勝手にソコで欲しがるように動いてしまう。
恥ずかしいのにやめられなくて、一回果ててもまた欲しくなってしまう。
「あ、あ、ん…っ!ふ…ぁっぁぁ……」
声を抑えようとしても勝手に甘ったるく出てしまう。
敏感になったソコが更に求めようとする。
段々と恥ずかしさがなくなっていく。