• テキストサイズ

【短編集】慟哭のファンタジア【HQ】【裏】

第16章 蜂蜜レモネード(影山飛雄)


適当に培った知識を、年上の、好きな先輩に……。
消えてしまいたくなるほど恥ずかしい。
「影山くん、お願い…」
今にも泣きそうな顔で言われてしまうとこちらも逆らえない。
抵抗せずにじっと耐えると、全てを呑み込まれる。
想像よりもグロテスクで熱い感触に鼓動が止まらない。
「…っ、…さん…」
「ん…ぁあっ、影山くん…、ん、いいよぉっ…!」
上半身すら押し倒されて、馬乗りになってキスされる。
貪るようなその行為が、改めて恥ずかしい。
「む、く…っ」
「はぁ…、きもちいいよ…」
繋がっていた糸が切れ、さんは綺麗な唇を舌なめずりした。
その淫靡な姿が頭から離れず、ナカの蠢きも相まってか、1度目の吐精をさんの胎内に注いでしまった。
「ぁ……さん、すいません…っ」
また体勢を整えると、ぐちゃぐちゃという卑猥な音を立てながら腰を回してくる。
「あぁ…!あ、いっ…いいっ!
んっ、いく、いくっ…!」
鼻にかかった甘い声で上で踊るように悶えるさんは綺麗だと遠退きそうな意識の中で思った。
さんの奥の入り口に当たっているのがわかる。
狭いその隙間に先端が食い込み、刺激に耐えきれず2回目を出してしまう。
「…っぐ…!う…っ」
自分の遅い速いなんて認識したことがなかったが、これは結構凹む。
「さ、ん、もう……」
「だめ…」
/ 238ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp