第2章 先生
それから数分動けずにいる結那
すると足音が聞こえる
きっと総司か一君だろうと思い「たすけてー」なんて声を上げる
「何やってんだてめぇは、、、」
「うわっ土方先生か」
今一番会いたくない人
授業サボっちゃったし怒られる、、、
「先生こんなところで何してるんですか?」
何もなかったかのように聞く
「それはこっちの台詞だ
授業サボりやがって」
「ごめんなさーい
ねぇ先生、、、」
「なんだ」
イラっとしている先生に陽気な声で話す結那
「起き上がれないの、、、起こして?」
「自分で起きろ」
「じゃあお姫様抱っこして?」
「馬鹿かお前は」
とかいいながらも起こしてくれる先生
「お姫様抱っこじゃないの?」
「この手離すぞ、、、」
「やだ、倒れちゃう、、、」