第6章 隠し事
病院に運ばれた結那
永倉先生が土方先生にも連絡し
土方先生はあわてて来た
「原田!」
「土方さん」
「結那は?」
「今点滴打って寝てる
あいつ最近まともに飯食ってなかったみたいだ
栄養失調で貧血それから、、、」
「わかった
新八は総司と斉藤を家に送ってやってくれ」
「わかった」
「原田、先生の話が聞きたいついてきてくれ」
「あぁ」
「待ってください土方先生」
ずっと黙っていた総司が声をあげた
「なんだ総司」
「結那ちゃん最近ずっとおかしかった
今日だってふらふらで、、、
それに結那ちゃんの傷、、、あれは何?」
いつも冷静な総司が取り乱している
「土方先生は怪我の事知っていたのでは?」
流石一君は察しがいい
「あぁ」
「ならなんで!!!
結那ちゃんは誰にやられたんだ!
こんな小さな身体にこんなひどい事誰が、、、」
総司は土方先生につかみかかった
「悪い、、、
あいつ話してくれなかった
俺が無理やりにでも聞きだしていればこんな事にならなかったかもしれない」
土方先生は悔しそうに頭を下げた
永倉先生は総司を土方先生から引き離し帰っていった