第4章 家族
見学する事になった原田先生も結那達と道場に入る
「懐かしいな」
「先生おじさんみたい」
「結那ちゃん原田先生は十分おじさんだよ」
「お前らに比べたら確かにおじさんだな」
先生は笑いながらもちょっと落ち込んでる
「結那、早く着替えて来い
そろそろ来るぞ」
一君は時計を見て稽古の準備を始める
結那が着替えを終えて戻ると
子ども達が集まっていた
「みんないらっしゃい!」
結那が子ども達に声を掛ける
「「「「「結那おねぇちゃん!」」」」」
あっという間に結那の周りのは子ども達が集まる
子どもと接している姿は普段学校では見せる事のない笑顔
この笑顔に落ちた人がいる
「はーいみんな始めるよ!
整列!」
結那の声にみんな綺麗に並ぶ
そして稽古が始まった