第4章 家族
校舎を出て病院へと向かう
後ろから近づいてくる車が結那の横でとまる
すると車の窓が開く
「おい結那」
車の中の人に呼ばれて車の中をのぞく
「あれぇ?原田先生じゃないですか
生徒をストーカーですか?」
「ばか!俺も病院行くから乗れよ」
「うーん、、、わかった」
結那は車に乗る
そしておじいちゃんのお見舞いを終えて
道場に向かう
道場の前には既に総司と一君がいた
「ごめん待たせた?」
「いや、今来たところだ」
「あれ?結那ちゃん原田先生とデート?」
「そう、羨ましい?」
「別に。」
結那と総司のいつものようなやり取り
「で、原田先生はいつまでいるんですか?」
なんて冷たく総司が言う
「少し見学させろよ」
「だって結那ちゃん」
「いいんじゃない?」