第4章 家族
「嘘だろおい、、、」
永倉先生はうつむいてしまった
「道場は閉めてるのか?」
土方先生はおじいちゃんだけでなく道場のことも気にかけてくれた
「いいえ、閉めてないです」
「結那が稽古つけてんのか?」
「まぁ、、、
でも、総司と一君も来てくれてるから何とかなってる」
「総司と斉藤がか、、、
俺も休みの日とかは行くぜ!」
「永倉先生ありがとうございます」
「俺も顔出すぜ」
「うん、待ってる原田先生」
「にしても結那から先生って呼ばれんのなれねぇな、、、」
「じゃあ前みたいに名前で呼ぼうか?」
「あの頃の結那は生意気だったな」
「今でも生意気だ」
土方先生が少し笑いながら言う
「酷いなー
まぁいいや、
おじいちゃんの御見舞い行って稽古あるから帰る」
「おう、気をつけろよ」
「はーい」