第2章 物語、今動き出す
友情とふれあいの宿泊研修
日程は5泊6日、連日料理に関する課題が出される。
課題の内容は毎年異なる。
講師による評価が一定のラインを下回った生徒は失格。
待機している学園行きのバスに載せられ強制送還___退学となる。
シャペル「審査に関してだが、ゲストの講師を招いている。
多忙の中、今日の為に集まってくれた。遠月学園の卒業生だ。」
卒業生...!?ま、まさか...
ステージへと歩んでくる人達を見て、私は高揚が隠しきれなかった。
千秋「到達一桁を勝ち抜いた天才たち!!つまりは
かつての...十傑...!!」
まず最初に話し出したのはフランス料理店"SHINON'Sシェフ
赤髪の印象的なイケメンとして話題の、四宮小次郎!!
四宮「ンー...前から9列目...眉のところに傷がある少年...
あ、悪い悪いその隣だ。」
え...え!?!私!?
突然のあの四宮小次郎の指名?に1人でアタフタしていると
四宮シェフはクスッと少し笑って
四宮「動揺しているとこ悪いんだけど、君でもなくてその逆の隣ね?」
と言われてしまった。
は、恥ずかし!!人違いかよ!!