第4章 彼女のヒミツ

A.M. 1：００




ようやく帰宅した俺は、バスルームへ向かった








・





・







ジャーーーー・・・・キュッ






ガチャ










リ「はぁ.....」





俺はバスルームを出てからリビングに向かった






そして、冷蔵庫からビールを出し、ソファに座って飲み直した








リ（ それにしても、あの女... ）



アイリスという聞き覚えのある名前





綺麗なロングヘアに吸い込まれそうなブルーの瞳






少しかすれた感じの声






耳に髪の毛をかける仕草










すごく胸が高鳴った
















彼女のことを思い出すと体がなんだか熱くなる








リ「チッ.......」









俺は会社の鞄を持ってきてその中からパソコンを取り出した








リ「こんな状態じゃ寝れねぇ....」






パソコンの電源をつけて





AVサイトを開いた






リ「いつもならすぐ治るのに、アイリスのせいだ...」






そんなことを考えながら





サイトのトップに出ていたライブ配信中の動画をクリックした






リ「.......！？！？」






その動画に出てきた女は











今日、バーで出会った女によく似ていた








髪はロングのアッシュグレー



だが、瞳の色はブラウンだった



声はかすれ気味だ
でも、彼女はとても聴き心地の良い声で話す





俺は、たまたま似ているだけだろうと思った





リ「しかも、OLが顔を出してこんなことするわけがねぇ」





すると、動画が始まった





『ねぇ君、名前なんていうの？』






『りりっていいます』






『へぇ、可愛い名前だね♡

今日はよろしくね？りりちゃん？』






『うん、お兄さん優しくシてね？』