オイルマッサージで初中イキ!私開発されひゃいましゅうう♥♥♥
第5章 ♥♥♥♥♥
お店のカウンターの前。私はお会計を済ませていた。
「今日もありがとうございました」
伊豆さんはいつもと同じ調子でそう言った。
私は黙ってお財布をカバンにしまう。
伊豆さんはもう、「次はいつにしますか」とは聞かなかった。
私はもうナカでちゃんとイけて、男の人とのえっちに怯えることもなくなって。これで終わりってことなんだろう。
だからこれからは、普通のお客さんと、普通のマッサージ師さんの関係に戻るの。
そう、私は伊豆さんの恋人でもなんでもないから。
不思議なもので、それほど寂しさは感じなかった。やっぱりこれでいいんだと思う。
伊豆さんにとっては、これはお仕事の一種。ていうか本業じゃないのに私が無理やり頼み込んでやってもらっただけだしね。
最後までイききったせいなのか、私の心はちゃあんと整理がついて、霧が晴れたみたいにスッキリしていた。
顔を上げると、伊豆さんと目が合った。
「また体のことで気になることができたら、いつでも来て下さいね」
伊豆さんはニッコリ微笑んだ。
「…はい。絶対来ます」
私もニッコリ笑顔を浮かべた。