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オイルマッサージで初中イキ!私開発されひゃいましゅうう♥♥♥

第3章 ♥♥♥



「桃浜さん…桃浜さんがご希望なら、私は性感マッサージをさせて頂きます。ですがそのためには、桃浜さんのご協力も必要です」
「え…私、何かした方がいいですか」
「はい」
「何を、したら…」
「私を信じて、信じて体を預けて下さい。それが、1番大切なことです」

一言一言、言い聞かせるようにして伊豆さんは私に語りかけた。

「体と心は繋がっているものです。心とは脳で、脳は体の一部ですから。だから体を変えようという時は、心の動きも大事なんです。桃浜さんが私に対して緊張を抱いたままですと、きっと達することはできません。私は…性感が本職ではありませんけど、お客様の身体をあずかるプロとして、真剣に取り組むつもりです。私を信じて頂けますか、桃浜さん。心も体も、私に全てを任せて頂けますか」

「伊豆さん…」

なんていうか…この感じ…。
ああ、そう…。
真剣な顔、むっちゃイケメンですね――


***


「では、来週…31日の10時から、120分間ですね」

施術を終えて身支度を整えた私は、カウンター向こうの伊豆さんと次回予約を済ませた。
次回予約を入れるのは初めてだ。

伊豆さんはいつも「気が向いた時にどうぞ、桃浜さんのペースでいらしてください」と言ってくれたので、予約は入れていなかったのだ。
そういう気楽さも、伊豆さんのお店が好まれる理由のひとつだと思う。

まあ、だから気が向いた時に行こうとしても予約とれなかったりするんだけど。
1人でやってる店だからというのもあるけれど、伊豆さんのお店は人気だと思う。

伊豆さんは毎日たくさんの女の人をマッサージしているんだなあ、なんて。当たり前のことを今更考えてしまう。
それがお仕事だもんね。

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