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【ペルソナ4】 Shining one Day by day

第5章 星空だけが、きっと知ってる


その影が遠くなったところで、私もそっとテントへ戻る事にした。

ここを出る前に近くのテントから聞こえていた大きなイビキは聞こえなくなっていた。


クラスメイトを起こさないようにそっとテントに忍び込み、バッグの中を漁る。

中から探し出したのは、以前ジュネスのファンシーショップで買ったネックレス。


元々ついていたペンダントトップを外し、代わりに先輩から貰った指輪をチェーンに通し、早速身に着ける。


テントの中に横になれば、さっきの出来事だけが頭の中を支配する。


そして首元で小さく音を立てる指輪。

大好きな先輩の、大切な指輪。
それに・・・先生から隠れるためとはいえ、
先輩に抱き着かれて・・・



(・・・こんなの、眠れないよ・・・)


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