【ペルソナ4】 Shining one Day by day
第3章 レンズの向こうのその背中
「・・・わかった。本当に危なくなったら無理にでも撤退させっからな」
虚を突いた悠の言葉に言い返す言葉が見つからずに陽介は渋々ながら了承した。
(花村先輩・・・私・・・迷惑だったかな・・・)
「もしキツイと思ったら、途中で抜けてくれても、かまわない」
「おーい!話、終わった?って、花村来てたんだ」
千枝がそこに合流する。
大まかに悠が睦月の参加を伝えると、千枝は嬉しそうにガッツポーズを組んでみせる
「ホント!?そりゃありがたい!睦月ちゃん、ありがとう!一緒に戦おうね!」
「里中お前、さっき肉飲んでたよな・・・どーゆー胃袋してんだよ」
「今日こそ雪子を助けに行くんだもん、腹ごしらえは重要!」
「ダメだ、言い返す気も起きねぇ」
「それじゃあ、そろそろ行こうか」
悠の一言で全員が立ち上がり、一同は件の家電売り場へと歩き出した。