• テキストサイズ

【ペルソナ4】 Shining one Day by day

第11章 その柵は自分次第



「鳴上君達、遅いねー・・・」

「クマ、ちょっと退屈になって来たクマよー・・・」

「なんかこのダンジョン、ゲームの世界に入り込んだみたいで不気味だね。りせちゃん、睦月ちゃん、喉乾いてない?これ飲む?」


雪子は鞄からペットボトルに入った飲料を差し出す。

それを受け取ったりせは2度、3度喉に流し込んだ後に後に睦月に手渡した。

「丁度喉乾いてたんです。頂きます!」

りせと同じく数口飲んだ所で、ふと睦月はどこか遠くから自分を呼ぶ声を聞き取った。

「・・・え?誰?」

「どうしたの睦月?」

隣にいたりせが睦月の異変に気付く。

「今、誰か私の事・・・呼びました?」

「え?何か聞こえた?あたし全然聞こえなかったけど?」

千枝が首を傾げる。


「あ、ほら、また聞こえた」


訝しがる4人。睦月以外にその声が聞こえる者は居ないようだ。

/ 238ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp