第1章 転入生
新しい編入生が入ってきてびっくりしましたわ。
しかも席は斜め後ろ。
轟さんもかっこいいのですが、さらにもう1人かっこいい方が増えてとても幸せです…
「私、八百万百と申しますわ。」
『ん。百、よろしく。』
な、名前呼び〜!!
ほかの子も名前呼びでしたがとても嬉しかったのが今の気持ち。
「なぁ、てめぇ個性なんなんだよ。」
なんでこの方は黙ってればかっこいいものの…
いい気分ではないですわ。
『個性…反転だよ』
体育祭ではそこまで活躍をお目にかかれませんでしたがこれからは近くで見ることができるのですね。
期待出来ます。
はぁ…これは一目惚れと言うやつですの…
ほかの子に相談してみると、
「あら、八百万ちゃんも恋しちゃったの?」
「私も私もー!かっこいいよねー!」
みんながライバルだったとは…
私も頑張らないといけませんわね!
お家に呼ぶとか…?いやいや、展開が早すぎる!
そう思った時また相澤先生が入ってきて
私達に冊子を配った。
「明後日から寮生活だ。今配った冊子を確認しておけ。」
これは…チャンス!