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あの夕日が沈む前に[ヒロアカ]

第1章 転入生



先ほど配られた冊子に目を通す。



みんなに名前を教えてもらっているからなんとなく
誰がここに入るとかは分かる。



部屋割りを見るとまさかの爆豪の隣…!?





えっ超絶嫌なんだけど。





「おい。クソ野郎」





噂をすれば…!こういうときなんていえばいいんだ!?




『な、なんでしょう…?』




「昼あけとけ。」



この一言にクラスが凍りつく。



なんで!?さっきまで突っかかってたじゃねぇか!




それとも部屋隣だから脅すぞ的な!?(パニック)





「爆豪、暴言が多いけど、根は優しいやつなんだ!だから怖がる必要ねぇぞ!」



鋭児郎…お前いいやつだな。(安直)





『…あぁ。』




俺は外見だけで人を決めすぎなのかもしれない。










…と思ったが。




「クソ野郎!うどんひとつに何手間取ってんだ!」




やっぱり爆豪は爆豪だった。



名前呼びなんて到底無理だわ…。




『わりぃー待っててくれたのか?』



電気たちがグッドサインを隠れて出すということは
爆豪意外とツンデレの類か…?






『いただきます。』




そう言って七味をかけようとすると爆豪は横取りして、俺のうどんに大量に七味をぶっかけた。





『ああああああ!?』




「へっ。はよ食え」




仕返ししてやろうと爆豪のカレーに向けて七味を持つが、既に遅し。自分で大量の七味をかけていた。






…くそぉ。俺のことをいじめるためだけに昼飯に誘ったのか!?




悔しいから爆豪の七味を砂糖に反転してやった。




鋭児郎達がいなければ俺死んでた。殺されかけた。





うどんまじで辛かった。
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