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【ヒロアカ】"無個性"だけどヒーロー科
第11章 過保護
「マアマア二人トモ、落チ着ケ」
「相変わらず仲悪いな君たちは…」
流衣がミッドナイトを嫌っているのは、昔からだ。
それを知る教師たちは、呆れた表情で見つめている。
そして数秒後、軽いお咎めが入った。
「流衣、その辺にしとけ、な?」
宥めるようなマイクの声に。
ム、と不満そうな顔をしてからすぐ。
「すみません、言い過ぎました」
と、流衣はしおらしくなった。
直後に、
本音を、と付け加えることも忘れなかったのだが。
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