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【ヒロアカ】"無個性"だけどヒーロー科

第32章 閉幕



目の前には、爆豪が立っていた。

…なのに、笑い方とは正反対の、優しい表情をしている。

「んなことで泣いてんじゃねぇよ。
アホくさ」

「……泣いてない」

「少なくとも、クラスでてめぇ如きに怒っとる奴なんかいねぇわ」

気にするなと、言っているのだろうか。
爆豪語は、難しい。

また、嗚咽が漏れた。

「私、まだ、このクラスにいてもいいの?」

「あったりまえだよー!」

「当然ですわ」


「みんな、…許してくれるの?」

「そもそも怒ってねぇよ」

「怒っている者など、1人もいないぞ!」




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