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【ヒロアカ】"無個性"だけどヒーロー科

第14章 体育祭



エンデヴァーがオールマイトとの邂逅を果たす、ほんの数分前。
相澤がマイクを睨みつけている丁度その時、流衣はとある有名人との再会を果たしていた。





「おやおや…かの有名なエンデヴァー様ではないですか」

慇懃無礼という言葉がぴったりの台詞に、エンデヴァーは振り返った。

「…久しいな」

流衣とは数年振りの再会になる。
決して親しい仲ではないのだが、付き合いは以前からあった。

「ご子息の応援ですか?」
「まあ、そういう事だ。…同じクラスなんだろう、焦凍とは親しいのか」

威圧感は抑えないままに問うと、流衣は苦笑した。

「なんだか尋問を受けている気分ですよ全く。……仲悪くはないですよ。ただ、特別親しいわけでもありません」

無難な答えに、フンとエンデヴァーは鼻を鳴らした。



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