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【ヒロアカ】"無個性"だけどヒーロー科

第13章 備えろ体育祭



「警備を?」

マイクの言葉に、流衣は思わず目を白黒させた。

「そ。お前さ、元々メディアにバレたらマズいだろ?だから参加について反対意見が多かったんだが…USJの事もあってな。警備を強化させようっつー話になって、じゃあ流衣もってなった訳だ」

本当だろうか。
マイクとは確かに親しいが、しかし正式な依頼であるならば校長である根津から来るのが普通だろう。
担任でも、校長でもない友人から言われるのでは、何か裏があるのかもしれないと思った。

──いや、ひざしくんを疑ってるとか、そういうのじゃなくて。

「実際は?」

じっと見つめると、ヒュー!とマイクはちゃらけるようにして笑った。

「さすがにバレるか。…これは俺の独断だよ。分かるだろ?でも、お前をマスコミの悪から遠ざけたいってのは本当だぜ」



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