• テキストサイズ

裏と表・黒と白【文豪ストレイドッグス】・【文スト】

第5章 5.三社鼎立


コンコン…

???「失礼します」

ガチャ…
開いた執務室の扉をの方をみると中也が資料を片手に入ってきた。

中也「首領。生存兵に依ると組合襲撃後我々のり僅かに早く現場に着いた探偵社が配下の異能者及び紅葉の姐さんを連れ帰ったとの事です。恐らく捕虜として」

やっぱりギルドがきた…
最悪な事に探偵社に姐さんを…しかもあそこには治がいる。
鏡花をエサになにか仕掛けてもおかしくわない…
否。治なら必ずする

鴎外「姑息な連中だねぇ」
ボスは上を向きながらそういった

中也「如何しましょう。我々と雖も五大幹部の一翼を人質に取られては迂闊に手が」

するとボスはピン!と何か閃いたようで目をぱっちりと開く
鴎外「よし!探偵社の社長を殺そう!」

中也「!」

!…なるほど…ボスらしい。

鴎外「暗殺が善いな。外部の殺し屋を使えば労力も掛からず、私達も対組合に傾注できる」

それを聞いた中也は
中也「手配します」
と、帽子を取り、頭を下げてでて行った

「ボス…まさか刺客だけ送るつもりでしょうか?」

ボスはククッと笑う
鴎外「いや。刺客は囮だよ。中原君につけさせる」

「ボス…私も戦闘に参加したいです」
拳をギュッと握りいった

鴎外「あぁ。君が望んでる事は1番わかってるよ。君の出番はもうすぐだ。無理しない程度にね」

「はい!」

鴎外「あと、君に頼みたい事があってねぇ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コツコツ…
私は薄暗い廊下を歩く

警護にあたっている黒服の男達を無視して私はある扉の前で止まった

ガチャ…私はその重い扉をあける

???「凛花さん…?」

私は部屋の中にいる子供にかけよる
「キュウ〜!!」

私はキュウをギュッと抱きしめた

Q「凛花さんどうしてここにいるの?」
キュウは私の腕の中で見上げながら聞く

「ボスがね〜キュウを座敷牢からだしていいってゆったんだぁ〜」

Q「本当に!?」
目をキラキラさせながらいう

「ほんとほんと。外で暴れていいって」
私はキュウの頭を撫でた

「さぁ。行こうか」
私はキュウの手を引き、座敷牢からでた…

ふと、座敷牢が懐かしく思った
何故だろう…?
私は昔…ここに閉じ込められていたことがある…

でも、ポートマフィアに入るきっかけや
ボス、中也、治と出会ったのはここだった…

だからかな…
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp