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裏と表・黒と白【文豪ストレイドッグス】・【文スト】

第4章 4.夢


気がつくと私が目覚めてからだいぶ時間がたっていた。

机の上には少しクリームがついたお皿と飲みおえたコーヒーのカップが置いてあった。

私は立ち上がりお盆の上にケーキのお皿を重ね、その上にフォークを置き、使い終わったカップをのせキッチンへ持っていく。

中也「んぁ?ありがとよ」

「うん!ちゅーやー?お茶いる?」

中也「あぁ。」

私は食器棚からコップを2つとりだし、冷蔵庫をあけ、いつも冷やしてあるお茶をいれてそのままテーブルの上に持って行った。

私は立ったままお茶を一口飲み、中也の隣に座ろうとした。
が、中也に横に引っ張られ私は中也の膝の上に座らされた。

「?ちゅーやー?」私が後ろを振り向いて声をかける

中也「いいからテメェは黙ってこうしてりゃあいいんだよ」
と後ろからギュッと抱きしめられた。

私はクスクス笑った
中也は甘えるのが下手だ。勿論あの人…治も。

「ねぇ。ちゅーやー?私の家族はポートマフィアだよね?」
私は不安気に聞いた

中也「何いってんダァ?そんなのあたりまえだろ?まぁ…ちと変わってるがなぁ?」

「アハハハハッ!本当だね!だいぶ変わってるよ」

私と中也は笑いあった
しばらく私と中也はたわいのない話。
任務の話。最近あった事。などなど

そうしているとだんだんまた眠たくなったので私は立ち上がり、中也の横に座り、中也にもたれる。

中也「凛花は明日仕事はやいのかぁ?」

私は目をこすりながら答える
「えとねー。明日は朝何時かわからないけどボスに呼ばれてるよ」

中也「そうかァ」
中也はポンと私の頭に手をのせる

「ふわぁ〜。中也。中也は私の事好き?」
私がなんとなく伸びをしながらきくと

中也「はァ?なんだよいきなり」
とワタワタし始める

「私はね…中也の事…が………」

長い沈黙…

中也「んぁ?ってコイツ寝てやがる!!」

ーーー中也Sideーーー

なんでこんなタイミングで寝やがんだよ!

凛花は俺の肩にもたれてスヤスヤと寝ている
くそっ!続きが気になる

一体俺と太宰どっちなんだよ

はぁー…

俺は凛花をお姫様抱っこして凛花の部屋のベッドに運び、布団をかけ、額に軽くキスをした。

さてと…俺も寝るか…


俺は自室へと帰った。










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