• テキストサイズ

蒼海の愛し子

第6章 VS海軍























































何処かの海上にて。

「あ~、やっぱ海はいいな~。な、フローゼル」
「フロ~」(そだな~)

オレンジ色の鼬の上で寛ぐ少年が。その肩には、海鼠のような生き物が乗っている。

「ごめんなナマコブシ。巻き込んじまって」
「ぶし」(平気だよ)
「にしてもさぁ、いくら絶交したからって手配書載せるか普通?しかもALIVEONLYって、どんだけ必死なんだよ」

少年の手には手配書が。

「ま、彼奴らの正義にこっちがいちゃもんつけてもしょーがない。こっちはこっちで自分達の正義を貫くだけだ」

少年達の目の前に広がる海は何処までも果てしなく続いている。

「さぁ、探しに行きますか」


――俺達をこの世界へ引摺りこんだアイツを――


シアンそっくりの顔は、何処までも果てしなく続いている海をじっと見つめていた。
/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp