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その先立ち入り禁止!【R18】

第3章 構って欲しいだけ


蓮side

3回のノック音の後に郁翔が入ってくる。

「蓮様、具合の方はどうですか?」

「……変わんねぇ……体がだるい。」

頭痛も酷くなってきた。

「そうですか……1度病院に……って薬飲んでないじゃないですか。」

「うっ……」

「体の不調を訴える前に薬を飲んでください。」

「……やだ……」

「何故ですか?」

「だって……苦いもん……////」

「……子供ですか?いや、子供でしたね。」

「あん?」

「薬なんですから苦いのは当たり前です。ほら飲んでください。」

郁翔が俺に薬を近づける。
それを懸命に拒んだ。

「……分かりました。だったら……」

急に手に持った薬と水を口に含んだ。

何する気だ?

すると、俺の両腕を掴み口付けをしてきた。

「んっ!?////」

ゴポッと音をたてて、お互いの口の間から唾液と水が混じった液体が伝って流れてきた。

口付けじゃなくて口移しだ。

「んぐっ……ぷはっ……はぁはぁ////」

「これで飲めましたね……」

舌まで絡んだ……
ただの口移しなのに興奮してしまって頭の中が真っ白だった。

「あっ……はぁ////」

口は開いたままになり、涎が流れてきた。
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