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その先立ち入り禁止!【R18】

第3章 構って欲しいだけ


蓮side

今日はやけに優しいな。
俺が熱出したからか?

郁翔は俺の側で看病してくれていた。

「蓮様、今日は学校を休まれてください。連絡も入れておきます。」

「あー……うん。ありがと。」

賢人にも連絡しとこ……
心配するだろうし。

そう思い携帯を取り出す。

「蓮様、具合が悪い時に携帯なんて触るもんじゃありません。」

取り上げられた。
お前は俺の母親か。

「賢人に連絡入れるだけだ。」

「だったら私が伝えておきます。」

はぁ!?
なんでお前が!?

「いいよ!自分でするから!返せ!」

「熱が下がるまで駄目です。」

この執事はぁぁ!
とことんムカつく奴だな!
さっきまでは優しいって見直そうとしてたのに!
訂正だ!訂正!

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