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ここはシリーズif短編【HUNTER×HUNTER】

第1章 イルミ先生と私






私は無事高校を卒業して大学にも入学した


そして


「先生は私の事好きですか?」


「もう先生じゃないでしょ」


「……イル……ミさんは私の事好きですか?」


「さぁ、どうだろう」


私を置いて先を行く彼の後を追う


「っ!!!!ちゃんと言ってくださいよっ狡いです!!!」


「………全く本当に馬鹿だよね。好きじゃ無かったら待たないでしょ、普通。」


彼はやれやれと溜息を付いた


「!!!やったぁ~!!!」


「煩いよ。其れより……はい、これ」


「………?」


手渡されたのはリボンがあしらわれた小さな箱


おずおずと開けばキラキラと綺麗な指輪が光っていた


「あの、これ………」


「付けてなよ。ここに」


私の左手を手に取った彼は薬指を指差した


喜びと幸福感が胸一杯に広がって其れが涙に変わる




「っ~………嬉しい"………」


「はいはい。」


思わず抱き着いた私を抱き止めて包んだ彼の腕は言葉とは裏腹に優しくて暖かかった





おわり
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