第6章 最高級の苺
『それじゃあ失礼します』
電話を切って少し冷めたハーブティーを飲む
『ふぅ…明日も晩ご飯要らないことを伝えて…』
自分の通帳を見る
そこにはもう何十万と貯まっていた
『もう少し…』
お金は振り込まれるだけで必要な携帯代と学費しか引き落とされてない
それと自身の物を買う時に少しだけ後は貯まっていく
なるべく節約しているは家を出る資金を着々と貯めていた
勿論絵麻達には内緒で
『もう少ししたら家を出る…』
大学費用は別途の通帳に入れてあり、そこにはもう千万近く貯まっていた
実は中学生から新聞配達や何やでずっとコツコツと貯めていた