第5章 長男と次男とお勉強
雅臣「そうなんだ。特に当たりそうな教科とかあるの?」
『……全部です』
右京「はい?」
『実は全部です…全科目で当たるんです…』
それは確かに必死なると右京と頷く
雅臣「たっ大変だね…」
『……はい…』
右京「そこまで期待されてるんでしょうね」
右京がそう言うと苦笑いを浮かべる
『期待…ですか…』
期待という言葉にちゃんはほんの少しだけ悲しい顔を見せる
雅臣「どうかした?」
『いえ!ハーブティーご馳走様でした』
右京に微笑むと空になったコップを持っていく
医師の感だけどちょっとだけ祈織と同じ様な危うさを感じた
雅臣 side終