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好きになってはいけない相手
第13章 2度目の初めまして
『私の為に何処まで堕ちてくれるの?…そんな事望んでないのにね』
はベッドの上で片腕を頭の上に乗せていた
望んでない事を敢えて言う
『……ふふ…あは…あはは!』
可笑しそうに笑うはため息を吐き出した
『…さてと…』
ゆっくりと起き上がるとの部屋のインターフォンが鳴る
だが、はそれを無視する
普段はおっかなびっくり開けるのだが、今は片付けを優先している
それでも鳴り続けるインターフォン
『……はぁ…』
ヒョコヒョコと玄関に向かい、ドアを開ける
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