第13章 2度目の初めまして

右京「…これは…流石に…」

覆せない書類
頭の良さ、容姿、全てが完璧になる

絵麻「……。の為に…」

私の為に何処まで堕ちてくれるの？
守られてきた
大切にされてきた

絵麻「っ！私は…の為なら…」

堕ちれるのか？
の心の傷を抱えて

絵麻「どうしたら…」

分からない
全員が分からない

閉ざされた心は簡単に開かない
はずっと閉ざしたまま

傷を抱え、絵麻に尽くした
それは酷く辛いこと

は自室に戻ると大きな溜め息を吐き出していた