第13章 2度目の初めまして
『…2歳の誕生日に両親が私のIQテストを受けさせた事もあるんです。IQ180…それが私です』
今までのテストの点が満点なのも、わざわざ陽出高校に通っていたのも絵麻の為だ
要「じゃあちゃんは本当に絵麻ちゃんの為だけに…?」
『したい事、やり事がない私に出来る唯一の事でした』
それだけの頭脳があれば確かに陽出高校はさぞ暇だっただろう
それでも何も言わずに同じ学校を通い続けた
『月命日には帰ってくる予定ですが、極力皆様とお会いすることは無くなります』
いつの間にか話のペースもが掴んでいる
そこへ──…