第13章 2度目の初めまして
美和「仮にここを出るとして行き先はあるの?」
『はい』
美和「それはどこ?」
『海外です。ハーバード大学に首席合格したので』
サラッと言われた言葉に右京達残った組が目を見開く
椿「ハーバード大学ってスゲー頭良い所じゃん!」
梓「それも首席って」
『…もちろんここを出て行くまでの間の2週間はお世話になりますが、その間の家賃や光熱費は払います』
まるでそれが当たり前だと言うように
要「待って?ちゃん。2週間って?」
『飛び級なので2週間後には向こうに行かないといけないんです』
飛び級も飛び級だ
麟太郎「は昔から頭が良いと思ってたけど…」
確かにあの日記帳はまだ3歳で漢字を使いこなしていた