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好きになってはいけない相手

第13章 2度目の初めまして


美和「それからきょーちゃんはちゃんに謝りなさい。男の人が叩くなんてダメでしょ?」

右京「すみません…」

『いえ、今日で最後ですから』

その言葉は全員が出る前に放たれた為、全員が固まった

祈織「それはどういう…」

『…?私はもう不必要な存在ですから』

必要だと誰が言ってもの心には響かない
それは全員が感じ取れるほどの冷たい声

『美和さんこれを』

書類を受け取る美和の顔はいつもの笑みは無い

美和「これって…!」

『今までの光熱費と家賃代です。それから入院費も含まれてます』

額が額なだけに美和も驚きが隠せない
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