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好きになってはいけない相手
第13章 2度目の初めまして
祈織「ちゃんは…」
『はい?』
今のちゃんに聞きたいことは沢山あるのに言葉が出ない
『?…祈織さん?』
祈織「……そろそろ戻ろう?風邪引いちゃうよ」
肩を抱くとちゃんの体はヒヤリとしていた
『もう少しだけ…ダメですか…?』
初めてそういったちゃん
祈織「なら…僕もいていい?」
『もちろんですよ』
ちゃんは夜空に目を向ける
月が出ていて、を照らす
絵麻ちゃんが太陽なら、ちゃんは月だ
静かに見守ってくれていた
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