第13章 2度目の初めまして
そのままベッドに倒れるの腕には点滴の管が沢山付いている
祈織「…痛くない?」
『痛くないです』
ボーッと天井を見つめる瞳は何も見ていない
『そういえば…絵麻さん…元気ですか?』
祈織「結構落ち込んでるよ。ちゃんが居ないから」
『はは…そっか…なら元気にならなくちゃ』
なんて事無さそうに笑うは何処か辛そうだ
自分の事は後回しで、絵麻を最優先していた癖は変わらない
『そういえば…麟太郎さんが明後日来るんです』
祈織「え?」
『何か大切な話があるって』
祈織は嫌な予感を持ちながらも話を聞いている