第13章 2度目の初めまして
『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!…っはぁ…はぁ…』
魘されては起きるの体力は限界に近い
『ふっ…ぅ…』
ポロポロと流れる涙を拭う手段すらない
その代わりにギシギシとベッドが軋む
?「…ちゃん」
『っ!』
ビックリしたは目を見開く
そこには祈織がいた
『なん…で…?』
消灯時間を越え、面会時間すらも超えている
祈織「看護師さんからお願いされてたんだ。ちゃんの傍に居てくれって」
祈織はそういうと拘束具を取り外す
『あの…勝手に外したら…』
祈織「大丈夫、許可は貰ってるから」
そう言って微笑む祈織に対して、どう返せば良いのか分からないという顔をする