第13章 2度目の初めまして
医者「点滴急いで!」
看護師「はっはい!」
『お願い…します…っ』
絶対安静なのにどうやってここまで来たのかと驚きすら覚えるが、を必死に抑えて安定剤を打つ
医者「可哀想だけど…拘束具つけて」
看護師「こんな体なのに…歩いてましたからね…」
いつ目覚めるか分からないため、拘束具で拘束して置かないといけないという医者の判断に看護師は頷く
ICUから出れたのも奇跡に近い
ただ拘束具をつけるのは同意が必要となる
朝日奈家の雅臣にその事を伝えに行く看護師の腕をが掴む
『待っ…て…。迷惑だから…拘束しなくても…大丈夫です。先生お騒がせしました…』
医者「ダメだよ。どこ行こうとしたかは伏せるから」
医者がそう言うと看護師を掴んでいた手を離した